五十肩の体操治療法

肩の痛みが和らいできたら、運動制限がひどくならないように、体操治療法を行います。
体操治療法を行う前は、カイロなどを当てて肩を十分に温めておきましょう。
お風呂上りであれば温める手間もかからないのでオススメ。
また、肩が痛む場合は無理に動かすのはやめましょう。
炎症がさらにひどくなってしまいます。
痛みが激しい時の体操治療法
肩の痛みが激しい場合は安静が第一なのですが、固定したままでは肩の動きが悪くなって
しまうため、簡単な運動が行える「振り子体操」を行いましょう。
この振り子体操は、アメリカのコッドマン医師が考案した有名な体操法であり、
別名「コッドマン体操」「アイロン体操」などと呼ばれています。
1日3回は行うようにしましょう。
痛みが和らいだ時の体操治療法
痛みが和らいだら、「肩の動きを回復させる体操」「背面腕組み体操」「チョキ体操」
「タオル体操」を行いましょう。
これらの体操を毎日行うことで、肩の動きが回復します。
腕や肩が動かしやすくなった時の体操治療法
痛みも無くなり、腕や肩が動かしやすくなったら「肩の動きを回復させる体操」に加えて、軽い運動(ラジオ体操)や趣味でやっていたスポーツをやるようにしましょう。
痛みが消えたからといって油断してしまうと、運動制限が残ってしまいます。