五十肩のその他の治療法

■神経ブロック治療法
神経ブロック療法では、五十肩の痛みを感じる神経に局部麻酔を注射して、痛みを消す治療法です。
ただし、注射なので約2時間で効果は無くなります。
激しい痛みに耐えられない場合に使われることが多く、入院する必要もありません。
■手術
五十肩の症状が重症になったり、短い治療期間で治療させたい場合には、手術を行って
治療する方法もあります。
身体への負担が少ない内視鏡を使った手術を行うため、1日から2日の入院をするだけで
すぐに退院することができます。
全身麻酔をかける必要があるので、心臓病や糖尿病の肩は手術を受けられない可能性も
あります。
ただし、この手術は五十肩のリハビリを行いやすくするための手術なので、手術だけで
完全に治療することはできません。
■切開手術
肩を切開して骨を切除し、五十肩の痛みの原因となっている腱板の動きをよくするための
「肩峰下除圧術」という手術方法があります。
痛みは早く治まりますが、約1週間入院する必要があります。